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【熊本エリア】1周年記念報告会と災害連携協定締結式にともない、大西市長を表敬訪問しました

2023.04.27

この度、チャリチャリは熊本市でのサービス開始から1周年を迎えます。1年間の実績報告に加え、「災害時における移動支援等に関する協定」締結にともない、大西市長を表敬訪問いたしました。

2022年4月28日の開始当初は、42ヶ所のポートと自転車110台で運用をスタートさせました。現在は175ヶ所のポートと自転車550台体制で稼働し、1日の平均ご利用回数は1,200回以上に至っております。(2023年4月25日時点)

熊本エリアでご利用いただいた延べ走行距離は、地球8周分に相当する32.7万kmにおよびます。環境面での削減効果としては、59.9トンのCO2削減につながりました。これは、約4,300本のスギの木(東京ドーム1個分の面積と同等)が吸収するCO2量に相当します。(計算期間:2022年4月28日〜2023年3月31日の約11ヶ月)

今後の計画として、2023年12月末までにポート数を225ヶ所、自転車を1,100台体制へと強化し、中心市街地のさらなる回遊性向上と渋滞問題解消、環境負荷の低減等に寄与してまいります。

なお、市長へのご報告に加え、実証実験に関する実施計画書に基づき、大規模災害発災時のシェアサイクルに関する連携協定の締結式を執り行いました。こうした発災時の人の移動支援に関する協定締結はneuetとして初めてであり、熊本市も同様に今回が初の締結となります。

本協定の締結により、発災時に即時必要とされる移動手段として市職員の方向けにチャリチャリを無償開放し、走行データの提供を行うといった下記の取り組みを進めてまいります。

<連携内容>

(1) neuet

・応急活動等に従事する職員に対する自転車の無償提供

 避難所と対策本部との連携、被災箇所の現地調査、食材や医薬品などの簡易な物資輸送等に活用

・自転車走行データの提供(通行可能な道路の情報)

 多数のユーザーの移動データを活用して通行可能な道路を可視化

(2) 熊本市

「災害発生時に活動する拠点への駐輪ポートの設置」

 区対策本部や避難所等への積極的なポート開設(臨時・常設)

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